クラウド保存、結末

Megaの30GBというのはよく考えたらMicroSDの32GBより小さいわけで、一回り分も保存できないことになる。

 

流石に心もとないので、保存先は引き続き探さなきゃなあと思っていたらこんな動画が。

www.youtube.com

 

ベトナムの大学で持ってるOnedrive for Businessのアカウントみたいだ。

かなり怪しい感じだが、まあ消されてもいいし、5TBあればTSのまま突っ込んでもしばらく安泰。ローカライズもさすが世界トップクラス。最初のベトナム語?の登録さえGoogle翻訳使えば、あとは全て日本語。

 

ただ位置情報が入っているので、暗号化は必須。

ここでBoxCryptorを使う。仮想ドライブ(x:)をOnedriveに紐づけて(1個までは無料)、そこにガンガン入れていく算段。BoxCryptorのアカウントで入ったクライアントでないと、復号化できない。

 

さて、ここまではいいが、一つ重要な問題が。

やりたいのは同期じゃないのだ。ローカルには5TBもためたくない。MegaはAPIでアップロードができたからアップロード後にバッチで消せば良かったが、OnedriveだとWebdavなのか。またこれが異常に不安定で、認証を繰り返し求められたりするのでWindowsWebdavクライアントは使えない。IEも必須なので、Windows11だともう無くなるのかな。

 

安定感抜群と噂のCarotDavを試すも、Onedrive for Businessには対応してないみたいでだめだった。要はコマンドラインでアップロードしたいのである。PnPなんとかというのを使えばPowershellでできるみたいだけど、サーバで使用が禁止されてるので挫折。

 

困った。

 

 Onedriveのオンデマンド機能を使うと実体はクラウドに保管し、メタデータだけをローカルに置いておけるので、これをバッチで制御できれば良いことになる。

 

灯台下暗し、Dosの標準コマンドでできるんだと。Attribをバッチで使うのは30年ぶりぐらいかもしれない。

試してみた。暗号化仮想ドライブ中のファイルにattrib +Uとやってみるが何も起きない。できるのは+Pだけ。常にローカルに保存。コレジャナイ。ここまで来てだめなのかと絶望しかけるが、Onedrive側の暗号化ファイルに対してだと+Uでクラウドのみ保存になった。

xドライブ中のファイルには+Uは効かないが、通常のOnedriveファイル(c:\users\ユーザー名\onedriveとか)だと効く。

 

これでバッチファイルが異様に単純になった。xドライブにコピーして、Onedrive側からattrib +Uするだけ。

 

快適すぎて、普通のドライブとして使いたくなるが、クライアントで暗号化しているのでメディアストリーミングはできない。

 

Googleフォトの代替は、重要度が低ければこれで決まりですな。ドラレコからOnedriveへ暗号化して保存までがすべて無料でできたことになる。あとは、通信費。