噛み切った

奇しくも眞鍋のパクリになってしまったが、人生で一番伸びてたので切りに行った。
「昨日菊川令が狼で全然似合ってなかった」といったら「じゃあそれにしましょう」と有無を言わせず切り始めた。どうしてもバランスをとるために後ろ髪を切る必要があったみたいで「すいませんがちょこっとだけ切ってもいいですか」などというので「なんでそんな言い方するんだ」と聞くと「だって後ろ髪は人の信用みたいなもんです。一度失うと元に戻すのは大変ですから」うーん、うまいけど、意味あんのかな。不覚にも感激してしまったため「じゃあとっときましょう」などと言ってしまった。できあがってどうですかと聞かれたので「そもそも狼に髪の毛はありませんよね」というと、「次回は銀のメッシュ入れましょう」などとカウンターを当ててくる。「えーまだ会社変わらないのでむりー」などと言いながら逃げてきた。
行くとおもろいのだが、行かないとくそめんどくさくて全然行かなくなるのが噛み切りである。