不満爆発

ちょっとマニアックなネタを。しかも読みにくく。オチもないし、用語解説リンクも貼りません。
テレパソをやり始めて長いのだが、できるだけ金をかけたくないので最初はもともとあったDVカメラを活用しようと汎用1394ボードを買ってきてビデオのチューナーを使ってDVキャプチャをしていた。予約なんかどうでもよかった。当時P3の700だったのでソフトエンコ(しかもふぬああでリアルタイム)には限界があり、ゲームはしないのだがマルチメディアばりばりはもうきついなと思い、買い替えを決意。しばらくしてポータブルのDIVXデコーダ(NOAX)を入手したので、家で撮って外、というか車で見るというスタイルができるようになった。ただこのデコーダがまた曲者で、音ずれがひどい。そうとうインターリーブに気を使わないと見ていられない。ここで誤解していたのだが、ハードウェアエンコーダならその辺の処理はハードでやるんだから楽勝だと思っていたのだ。また、気軽に見れるということで、予約の必要性も高まってきた。そんな折、世界初のハードウェアDIVXエンコーダが出たというので飛びついてしまった。これとNOAXの相性が最悪で、音とびの傾向と対策が全く練れない。ものによってまるで違うのだ。いくら再MUXしても飛びまくるものもあれば、途中までしか再生できない可能性も3割ぐらいある。要はエンコーダ、デコーダともハードでそろえたのにまるで使い物にならないわけだ。MPEGで撮ろうが何しようが解決策がない。まあPCで見る分にはずれないのでまるで無駄、というわけではないのだが、もうやるせないったらない。やっぱ家電はすげーなどと思うのもつかの間、ELSAから新しいDIVXハードエンコーダが出たという。評判を見る限りかなりよさそうだし、インターリーブもしっかりしているようである。ただ、エンコーダが悪いと決まったわけではないので変えても意味ないかもしれない。NOAXも似たようなのが出てきてるので海外あたりのサイトで買ってみようかなとも思うんだが、、、
ちなみにMPEG2のみのハードデコードや動画職人のような2PASSエンコには今は興味がないのでパス。如何にお手軽に、金をかけずに小さなサイズの動画を持って歩くかが課題なのである。本当はXVDあたりのポータブルハードデコーダが出ればいいのだけれど。ポータブルさえ考えなければ家電がいいのはわかりきってるのだが、現時点で考えると、PC+DIVXハードエンコーダ+ポータブルDIVXデコーダ以外に選択肢がないのだ。本気でやるのはまだ早かったのかなーなどとも思うが、すべてはハードものの方が融通は利かないがしっかりしていると思い込んでいた誤解にある。国産モノはそんなことないのだろうが、その価格差に価値を見出すことはとてもできないので、しばらくは悶々と過ごすことにする。